SonicGarden Tech #1 岡山 参加レポート

はじめに

2018/4/14に開催されたSonicGarden Tech #1 岡山 - connpassに参加してきました。

テーマはPWA(Progressive Web Apps)です。以前から興味があったテーマで、参加の動機です。

この記事ではこの勉強会で感じたことや学んだ内容について書いていきます。

オープニングトーク

まずはソニックガーデン 倉貫さんによるオープニングトークからスタート。

内容はソニックガーデンの紹介やエンジニアの働き方について等でした。

その中で印象に残った言葉は下記の2つでした。

  1. 「エンジニアは飴と鞭では頑張れない。自発的に自分の意思で良いものが作れるようにする事が大事。」

  2. (何の仕事が人工知能・ロボットに置き換えられるかの話の中で)「楽しい仕事は人工知能・ロボットに置き換えられない。理由は楽しいから。楽しいことは自分でしたいよね?」

1番目の言葉については同感で、この考えがもっと世の中の浸透すればよいのにと思いました。

2番目の言葉については、何の仕事が人工知能・ロボットに置き換えられるかの基準を、得手不得手でしか考えなかった私には新鮮で面白いと感じました。

PWAって何?

ここから勉強会の本題に入っていきます。トップバッターはソニックガーデン 野本さん。本勉強会の開催者です。

PWAの基本・特徴・事例などについてお話して頂けました。

「PWAを実装するために具体的に何をすればよいのか」や「ネイティブアプリと比較してのメリット・デメリット」、「PWAを採用できないケース」など様々な有用な情報を頂けました。

この発表でPWAの概要をつかめたように思います。

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プログラマがAMPと付き合う上で 知っておくべきこと

2番手はソニックガーデン 遠藤さん。PWAと一緒に語られる事が増えてきたAMPについてのお話でした。

本発表でよかったのは、冒頭でAMPを「ただひたすらにレンダリング速度を追い求めたHTMLの一種」と説明してくれた事でした。この言葉で一気にAMPの正体が見えやすくなったと思います。

「そもそも、レンダリング速度が何故必要か?」から始まり、AMPの作り方や制限、チェック方法など様々な有用な情報を頂けました。

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AMPでデザインを頑張ってみた

3番手はDIGITALJET 能野さん。こちらもAMPについてのお話で、デザイナー視点でAMPに取り組んでみた話でした。

デザインの自由度やハンバーガーメニューは大丈夫か?といった課題を自身で持ちつつ、既存のWEBページをAMP化したお話は非常に参考になりました。

特にご紹介頂いた「AMP start」の存在を知れたのは大きいように思います。

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既存サイトをPWA化した話

トリを飾るのはソニックガーデン 野上さん。様々な技術で作られた既存サイトをPWA化したお話でした。

PWAに必要な技術を適用→Lighthouse(どれだけPWAの要件を満たせているかのチェッカー)のスコアがどうなったか の流れは面白かったです。

あと、資料の23ページに記載されていたコードについて質問させて頂きましたので、内容を下記に記載。

Q. responseがcloneされているのは何故でしょうか?

A. レスポンスはブラウザ用とキャッシュ用が必要で、responceは使いまわせないため、responce.cloneを使用。

補足するとresponceが使いまわせない理由はresponceがStreamだからみたいですね。後日調べてみるとGoogleのドキュメントに詳しい説明がありました。

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LT

ここからはLTです。LTに参加された方の殆どが、タイムアップにも関わらずLTを止めない、意思の強い人たちばかりでしたwww

LTの内容も良く、PWA導入を楽にするFirebaseはかなり自分にとって役に立ちましたし、Workboxを使用するとServiceWorkerのコーディングが楽になるというのは良い情報でした。他の発表も良かったと思いますが、全てを紹介すると膨大な量になるので、以上の2つに厳選させてもらいます。

懇親会

美味しく楽しく盛り上がれました。初対面の人ばかりでしたが、ITという共通の話題があるので話しやすいですね。PWAや他の色んな技術の赤裸々な話が聞けて楽しかったです。

所感

PWAだけではなく、それらを取り巻く技術についても知れたので良かったと思いました。もとからFirebaseにも興味があったのですが、益々興味が出てきました。

あと、ソニックガーデンの若手の方々には良い刺激をもらいました。入社1年ちょっとで勉強会を開催して登壇したり、Firebaseって何?という質問があれば「僕がLTで説明します!」って言ったり、素直にスゴイと思いました。良い意味で尻を叩かれた気分です、これからも精進しよう。

JP_Stripes Vol.2 Amazon Goのミヤゲ話 参加レポート

はじめに

2018年3月25日に開催されたJP_Stripes in 松山 Vol.2 Amazon Goのミヤゲ話に参加してきました。

この記事ではこの勉強会で感じたことや学んだ内容について書いていきます。

Stripe アップデートの紹介

Stripe Japan 小島さんによるStripe アップデートのご紹介。今回は初参加の方もたくさんいらっしゃったので、改めてStripe自身の説明から行って頂きました。

最初に通常の決済周りの業務・処理の大変さを説明して頂き、その後にStripeを使うことで何が楽になるか、そしてどんな効果を生むのかの説明をして頂けたので、Stripeを使うメリットなどがとてもわかりやすかったです。

カード会社とのやりとりや実装が楽になる等の開発者視点の説明はもちろん、UXの改善などユーザー視点の説明もあったのが良かったです。

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WordPressでStripeを使う

お次はcrebow 松本さんによる発表。内容は松本さん自身が作成されたWordPressのStripeプラグインのお話でした。実際の動きをデモで見せて頂けたので分かりやすく、課金記事の実装が目の前で数分で行われたのにはビックリしました。

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Stripe 導入で日本的商習慣とのギャップにアレコレした話

お次は広島から来られたビットリバー 安藤さんによる発表。内容はStripe案件で実際に起こったアレコレの話でした。旧決済サービスからStripeへの移行の話や、決済処理が失敗した時の対応をどうしているか等の開発話はとても為になりました。

ただ個人的に一番面白かったのは、タイトルにもある「日本的商習慣とのギャップ」の話でした。

業務フローが変わることによるトラブルや、(日本的商習慣・今の業務フローを改善してシステムにあわせた業務フローにすれば良いのに)システムを日本的商習慣・今の業務フローに合わせようとする話はやっぱりあって、その辺の日本あるある話で会場が笑いに包まれましたwww(実際に直面すると笑えませんが...)

ただ、その辺もお客様やStripeときちんと話し合って、円満解決していったとの事だったので、今後Stripeを使おうと思っている人たちを勇気付ける良い話だなと思いました。

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キャッシュレスの最前線を見た。Amazon Go に行った3人が語るキャッシュレスへの不可避な流れ

最後のトリを飾るのは HBソフトスタジオ 影浦さんとR3 Institute, マミー 沖さんとStripe Japan 小島さんによる発表。ハードウェアに強い影浦さん、元スーパーの経営者の沖さん、マーケターの小島さん、それぞれが異なる専門知識を持った人たちが、それぞれの切り口でAmazon Go について語ります。

UXについて

影浦さん曰く「買い物をしている感覚がない」との事。事前にアプリでユーザー登録をして、アプリが発行するQRコードを使って入店すると、あとは買いたいものを手にとって店を出るだけ。店を出た後にレシートが発行されるので、この時点ではじめて「あっ、こんなに買ってたのか。」となる。日本だと、ここに抵抗感を覚える人がいるかもしれないですね。

ただ、キャッシュレスによるUXはやはり大きく、個人的に一番良いなと思ったのは「レジ会計による渋滞」が起こらない事だと思いました。ここは店側にとっても、客側にとっても大きいメリットだと思います。レシートも電子なので、かさばらなくて良いですね。

購入処理(認識)

3人の方々はAmazon Goがどうやって購入処理を行っているかも分析していたようです。

結論から言うと具体的な解答に辿り着けなかったようですが、おそらくはカメラやセンサーなどの複合的な情報から認識していると思われるとの事。変装したり隠したりと、色々なことを試してみたそうですが、購入品の精度は完璧だったようで、単純な認識処理では不可能という結論に達したようです。

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将来性

Amazon Goは将来、店舗の在り方を変えるゲームチェンジャーになる可能性を秘めているとの事でした。

無人コンビニとして見ると見失いがちですが、この仕組みはコンビニだけではなく、他業種の様々な店舗でも採用可能な仕組みで、非常にスケーラブルなものだと聞かされた時は目から鱗でした。

また技術的なところがハードウェアではなく、ソフトウェアに依存しているため、進化のスピードもスケーラビリティも高いという話も印象に残りました。現在だけを見ればRFIDなどハードウェアに依存したほうが優秀なのかもしれませんが、将来性も考えるとソフトウェアに依存させるべきなのかもしれませんね。

その他参考資料

沖さんの「AmazonGo&関連する他店舗の訪問報告」記事です。2つ目の記事は有料ですが、自分で2,30万円かけて見に行くことを考えると、識者視点で書かれた記事を購入するのもアリだと思います。

note.mu

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所感

今回も色々と為になる話が聞けてよかったです。今のところは仕事で使うことはないのですが、この手の「不可避な流れ」系の技術は、いつかは多かれ少なかれ関わってくることになると思うので、今後も参加していきたいと思いました。

JAWS DAYS 2018 参加・登壇レポート

はじめに

2018年3月11日に開催されたJAWS DAYS 2018に参加して、AI/ML(Machine Learning)セッションにて登壇してきました。

この記事では登壇内容や学んだ内容について書いていきます。

f:id:takahiro-kato:20180321005741j:plain Photo by Atsushi ANDO

登壇スライド

当日使用したスライドはトークとアニメーションに頼った部分が多く、資料単体で見ると分かりづらいので、一部修正したものをアップロードしました。 計算式で説明することを極力省き、図を用いて直感的に分かりやすく作ることに重点をおいています。

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内容は、純粋なAI/MLについてと、AWSの技術・サービスについてです。 AI/MLの仕組みや環境などを理解して、AWSの技術・サービスをどう使っていけばよいかを論じています。

AI/MLの基本的なことが分かっていない方、何から手をつけてよいか分からない方には特にオススメです。 本資料を見れば、今までよりも具体的な話ができるようになると思われます。

参加したセッション

基本的にAI/MLのセッションを見に行きました。

以下、参加したセッションの資料です。

JAWS-UG AI支部 中丸さんの「AWSで始める機械学習

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AWSJ 桶谷さんの「開発者とデータサイエンティストを支えるAWS ML Platform」

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AWSJ 渡邉さんの「Alexa for Business とワークスタイルの未来」

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偏っていた私のAI/MLについての知識が、今回見させてもらったセッションで補完できたように思います。

コンテナやサーバーレスなどのセッションも見たかったのですが、残念ながら今回はあきらめました...(評判も良かったので本当に残念!)

交流

今回は前夜祭から参加しており、様々な人と交流を持てました!

その中で、AI関係を仕事にしている人から現場のリアルな話が聞けたのは本当に良かったです!!

インターネットで大抵の情報は得られるようになりましたが、実際に人と会ってこその情報もありますので、こういう機会は大切にしたいですね。

所感

去年と同様、勉強になるのは勿論、とても楽しいと感じるイベントでした。 今年は知り合いが増えたこともあり、ちょっとした同窓会気分を味わえました。 来年も登壇するのかどうかは分かりませんが、何らかの形で参加したいと思います!

中四国メンバーで記念撮影! f:id:takahiro-kato:20180321010436j:plain

最後に

セッションにご参加いただいた皆様、ありがとうございました! 運営スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした! f:id:takahiro-kato:20180321011256j:plain Photo by Kansuke NAKAI

SORACOM UG Shikoku #2 参加レポート

はじめに

2017年10月21日に開催されたSORACOM UG Shikoku #2に参加してきました。

この記事ではこの勉強会で感じたことや学んだ内容について書いていきます。

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SORACOM UG Shikoku紹介

まずは高知の片岡さんから「SORACOM UG Shikoku」のご紹介。

SORACOMの紹介から始まり、過去の「SORACOM UG Shikoku」の活動やご自身の事例などを簡単に交えての発表です。

発表資料の内容以外にも、「管理コンソール画面のセッション状態項目のステータスで障害発生時の問題の切り分けが出来る」など経験談なども語って頂き、勉強になりました。

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SORACOM紹介

お次はメインのSORACOMのテクノロジー・エバンジェリストの松下さんの発表。

オススメの書籍やSORACOMのサービスがセキュアな理由、センサーの活用法など、様々な内容を発表して頂きました。

www.slideshare.net

個人的に一番心に残ったのはエッジコンピューティングの重要性についての話でした。重要性が高まっているのは感じていましたが、理由が分からず消化不良状態でしたが今回の話でスッキリしました。上記の資料には記載されていないので簡単に下記に記載しておきます。

エッジコンピューティングが重要な理由

簡単に言うと「リアルタイム性が損なわれるため」です。原因はモノとクラウドの通信に掛かる時間です。

モノとクラウドの通信にかかる時間は約100ms。約100msというのは車が8mほど走れる時間です。

例えば自動運転の処理をクラウドで行った場合は、運転操作の遅れ(リアルタイム性がない事)が原因で人をはねてしまう等の問題が発生します。

そういったスピードが求められる処理が必要とされるために、エッジコンピューティングが重要との事でした。

SORACOMハンズオン

お待ちかねのハンズオン。松下さんが講師、片岡さんがアシスタントということで始まりました。

機器構成は「フリーSIMのスマートフォン」、「SORACOM SIM」で、SORACOMからご提供頂きました。本当にありがとうございます。ハンズオン資料はこちら

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ハンズオンは大きな問題なく進めることが出来ました。ハンズオン中の松下さんのお話(ハンズオンとはあまり関係が無いw)が楽しかったため、ハンズオンの手が止まるというアクシデント?がありましたが、楽しく進めることができました!

SORACOMについて質問大会

残りの時間は参加者から松下さんへの質問大会でした。

私も1つ質問させて頂きました。内容は下記の通りです。課題だと思っていたことが解決できそうで嬉しいです。早く実際に試してみたいですね!

以下、質問と回答の内容。

Q1
海外出張時に「レンタルWi-Fi(約1,700円/1日)」を借りている。
移動中の連絡(殆どがLINEやSMS)や保険の意味合いを兼ねたもので、基本的には現地のWi-Fiに接続するため使用することは殆どない。
SORACOMのグローバルSIMを代用することで、従来の目的は果たしつつコスト削減が可能?

A1
その通り。

Q2
ITリテラシーの低い人間に使用させる場合、「SORACOMはデータ通信量に応じた従量課金制だから動画視聴は禁止」と説明しても禁止行為を行われる可能性が高い。何か対応策はないか?

A2
データの通信量などに応じて警告や制限をかける機能があるので、それを利用すればよい。

所感

今回は、ハンズオンでSORACOM Beamを使用してデータを取得する経験を得られたり、課題の解決案が出たりと満足度の高い1日になりました。

懇親会に出られず、帰宅後に出てきた夕食がカツオだったのは残念でしたが、次回は懇親会にも参加して更に満足度の高い1日にしたいですね!

次回の開催が楽しみです(^ ^)

ゆるふわ.rb リターンズ in 三津浜 参加レポート

はじめに

2017年8月11日に開催されたゆるふわ.rb リターンズ in 三津浜に参加してきました。

ゆるふわ.rbというはビアバッシュ形式のRuby勉強会で、新鮮な魚介類が出てくることで地元民に有名です。

この記事ではこの勉強会で感じたことや学んだ内容、飲み食いしたものについて書いていきます。

勉強会の題材は機械学習ですが、機械学習の専門家は参加しておりませんので、記事の内容は参考程度にとどめておいた方が良いと思います。

チェックイン

場所は踊るうどん永木という、うどんと天かすが美味しいことで有名なお店をお借りして開催されました。

元々はフロントエンドエンジニアとして活躍していた方が経営している店で、今回はその伝でお借し頂けたとの事。ありがたや~

今回は、県外で働いている方々が帰省に合わせて参加されていたり、参加は出来ないけど顔を出しに来られた方も居て、この勉強会が愛されていることが分かります。

ruby−fann のご紹介

チェックインが済んだ後は主催者の荻野さんの講義が始まります。

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ニューラルネットワークとは何か?の説明から始まり、ニューラルネットワークを実装したライブラリruby−fannの紹介とデモを実施して頂きました。

実際に機会学習を行っているところを見たのは初めてだったので「おぉ~」となりました。

今回の話で気になったのは、ニューラルネットワークの中間層の話でした。

中間層というのはざっくり言うと「入力されたものに対しての認識」の様なもので、「人間がピースしている画像」を見て「ピース」だ!「数字の2」だ!という認識をするところです。

この中間層を増やせば増やすほど入力値に対しての柔軟性が増すそうですが、代わりにノイズも発生しやすくなるようです。また処理速度にも影響出るらしく、中間層の扱い方が1つのキモになるのではと思いました。

情報を溜め込んでいけば、全てにおいて万能なものAIを作りあげらると思っていた自分には良い勉強となりました。AIも人間と同じで学習の範囲を適切にしてあげないと半端に育つのかもしれません。

ビアバッシュ!

さぁ、お待ちかねのビアバッシュです。

当日に三津浜港に上がった新鮮な魚介類とお酒がやってまいりました! 踊るうどん永木の大将からも卵のてんぷらを差し入れて頂きました。ありがとうございます。

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肝心のお味は...相変わらずのゆるふわクオリティ!最高に美味しいです!! 卵のてんぷらを食べ逃したのが心残りですね><

あと、今回差し入れをした「越の誉の隠し酒」がフルーティーで美味しく、参加者の方々にも喜んでもらえたのが嬉しかったです。

その後も魚のアラを使ったお吸い物やアラ煮も出てきて贅沢な時間を過ごせました。

懇親会

その後はタクシーで松山に出て、音楽がいい感じのバーで飲んで語り合いました。

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初対面との方々とも色々語り合えるのは、お互いがITエンジニアだからでしょうか。とても楽しかったです。

バーの後もカラオケに行って、久しぶりに2時過ぎまで遊び倒しました。たまにはこういうのも良いですね。また行きましょう!

JAWS-UG愛媛 (日本 Amazon Web Serviceユーザ会愛媛)第13回勉強会 参加レポート

はじめに

2017年8月5日に開催されたJAWS-UG愛媛 (日本 Amazon Web Serviceユーザ会愛媛)第13回勉強会に参加してきました。

この記事ではこの勉強会で感じたことや学んだ内容について書いていきます。

JAWS-UG 六本木一丁目支部 岡崎さん:よもやま話

トップバッターはJAWS-UG 六本木一丁目支部の岡崎さんによるAWSよもやま話。

AWS最新アップデート

まずはAWS最新アップデートの中からご自身が注目したアップデートを紹介。

良い内容だけではなく、レベルダウンと感じたものまできちんと紹介していました。 良いものは良い!悪いものは悪い!という姿勢は大事ですね。不自然に持ち上げてはいけません。

私自身としては「負荷試験は事前申請が必要になった」という情報が得られて良かったです。

無許可で負荷試験を行い、それが発見されると停止・隔離される事があるとの事。申請が英語でWeb上のフォームからしかできなかったり、nanoやmicro系は負荷試験が出来なかったりと色々ためになりました。

お金の話

アップデートの話の後は、岡崎さんお得意の「お金の話」です。

内容は「無料利用枠」や「クーポン」についてのお話でした。 大体は下記の通りです。

  • サービスによって異なる無料利用枠の説明

  • クーポンは全てのサービスが対象ではない場合もあるので、対象サービスの確認が必要なこと

  • 無料利用枠とクーポンをうまく利用する方法

上記の内容を例え話を使って分かりやすくお話して頂けました。ご自身の経験・失敗談を交えた未経験者がはまりがちな落とし罠等についてのお話も面白かったです。

JAWS-UG コンテナ支部 戸田さん:とある社内ビックデータ基盤にバッチ用コンテナ基盤を構築してみた

お次はJAWS-UG コンテナ支部 戸田さんによる、某社で実際に導入した(している)話です。

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経緯や解決したい問題、導入方法についてをコンテナ技術のおさらいを交えながらお話頂けたので参考になりました。 規模の差はあるものの、今回のお話に出てきた問題はよくある問題だと思いますので、これからコンテナの導入はますます一般に広まるかもしれません。

余談ですが、よくある「クレームから始まる開発プロジェクト」を「CDD(クレームドリヴンデベロップメント)」と名づけていたのには笑いました。私も積極的に使っていこうと思います!

質問タイム

今回の参加者にはAWS未経験者の方もたくさんいらっしゃっていたので、質問タイムが設けられました。

誰かの質問に対して他の参加者の皆さんが回答するという形式で色々な意見が聞けて面白かったです。

必要であれば質問者の目的などをヒアリングして「それはAWS以外のサービスを使ったほうがいいかも?」という意見も出てくる真摯さが良かったと思います。

私から戸田さんへの質問

途中でkubernetesの話が出てきたので戸田さんに「コンテナ管理ツールは何を使用しているのですか?」と聞いたところ「ECRECSを使用している」という回答が得られました。

理由は「機能的にはkubernetesの方が優秀かもしれないが使用するには覚悟が必要!」との事でした。具体的には下記の通りです。

  • オープンソースなのでサポートがない
  • 3ヶ月に1回行われるであろうアップデートを追いかけつつ検証を行うことが出来るのか?

「そこが自分の仕事の価値に繋がるのであればアリかもしれないが、そうでなければAWSのサービスを使用して面倒なところはAWSに任せてしまったほうが良い。機能的にも追いついていくだろう」という事でした。なるほど納得です。

所感

今回の勉強会は普段ふれないところについての話が多かったので非常にためになりました。

前回のさくらクラブ愛媛 第6回勉強会 さくらでDockerを学ぼう!で頂いていた「コンテナ管理ツールは自分に合うものを選べばいい」というアドバイスの意味が、より理解できて良かったと思います。

今回のアドバイスを元に金銭的なところも楽をしてAWSを楽しんでいこうと思います。

Agile Japan 2017 愛媛サテライト 参加レポート

はじめに

2017年7月22日に開催されたAgile Japan 2017 愛媛サテライトに参加してきました。

この記事ではこの勉強会で感じたことや学んだ内容について書いていきます。

ゼンソー 懸田さん:モダンアジャイルの前にアジャイル紹介

トップバッターはゼンソー 懸田さんで、モダンアジャイルを勉強する前にアジャイルについて説明して頂けました。 アジャイルの定義を「アジャイルソフトウェア開発宣言」を交えて説明して、実際に行う具体的な内容や、どうやって始めればよいのかについて発表して頂けました。

印象に残ったのは「何よりも大事なのは、自分たちの現場に適したより良いやり方を探し学び続けること」といった旨の言葉でした。

アジャイルについてきちんと理解できているかどうかが怪しい私にとっては嬉しい発表でした。

gitpitch.com

Joshua Kerievsky 氏(ビデオ視聴):基調講演 - モダンアジャイル

お次は基調講演です。Joshua Kerievsky氏がどんな方か知らないのですがAgile Japan 2017 愛媛サテライトの紹介ページを見てみると凄そうな人です。

ビデオが原因なのか和訳の人の声が聞きづらいところがあった為、話が見えなくなって理解し切れなかったところはあったが良い内容でした。

個人的に響いた言葉は下記のもの。

  • プロダクトオーナーが承認したらDone?ユーザーが見ていないのに?

  • 失敗が怖いのではなく、非難されるのが怖い

  • 大惨事を招く作業を1人の人間だけに背負わせてはならない

  • 心理的に安全であることがパフォーマンスにつながる

この辺は良いチームを作るために心に留めておきたいと思いました。

休憩

参加者の方々が持ち寄ってくれたオヤツを片手に休憩です。

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どれも美味しかったのですが、写真左上の「観音寺」というお菓子が特に美味しく、今度買いに行こうと思いました。

NECソリューションイノベータ株式会社 安藤さん、フリーランス 安井さん:モブプログラミングをやってみよう!

今回の勉強会で一番楽しみにしていたセッションがきました。

まず「モブプログラミング」と何か?の説明から始まって、事例や準備物、モブプログラミング用のツール、今日の進行などについての発表がありました。

www.slideshare.net

発表後、チームを組んで、プログラムの題材を決定し、モブプログラミングを実施したわけですが、とても楽しかったです。

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参加者全員が意見を出し合い、より良いコードを目指して目的を達成することが、こんなに楽しいものだとは思っていませんでした。自分では思いつかなかった解決策が他のメンバーから提示され、自身の成長にもつながるのが凄く良かったです。

モブプログラミングを行う理由について色々な方とお話させて頂きましたが、概ね下記の通りでした。

  • 一人では解決するには難解な課題も、複数人だとより良い解決が図れるため

  • 責任が大きい作業を一人に背負わせず、心理的な安全を担保するため

  • 情報共有のため(いずれ一人だけで解決するのに限界がくるものは、最初からモブプログラミングをしておけば情報共有の手間が省ける等)

篠原さん:Agileと出会ってからの1年半とこれから

トリを飾るのは篠原さん。基本的には自身の経験からのアジャイルを発表して頂けました。

アジャイルはおろかソフトウエア業界からも遠ざかりつつあったご自身が、「アジャイルって何?」からの1年半で「やってみた」内容について語り、その中で参考になった書籍やご自身の考えや反省点を語って頂けました。

残念ながら資料は公開されていないようですが、よい内容だったと思います。

じゃんけん大会

最後にじゃんけん大会が行われて勝者には書籍などが贈られました。

私も幸い勝つことができたので「アジャイルの魂 2017」という本を頂きました。勉強しておきます!

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所感

今回はアジャイルやモブプログラミングについて勉強したわけですが、その根底にあるものはIT業界だけではなく、仕事に関わる人たち全てに適用できる内容だったと思います。

単純作業だけど責任・影響の大きい仕事を一人に背負わせていないか?難しい仕事を優秀な人間一人に任せきりにしていないか?従来の仕事のやり方を改めて考える良いきっかけとなりました。

今後も今回学んだ内容を活かしていきたいと思います。